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コロナ禍で失業した人や解雇された人の体験談・エピソード集
当サイトに送ってもらったコロナ禍で失業した人の体験談をまとめました。コロナの被害をあまり受けていない都道府県でも、業績悪化により解雇される人や希望退職を勧められる人が多いようです。
空港のラウンジで契約社員として働いていました。2020年3月に1年間更新の契約があり昇給もありました。
まず最初に国際線の契約社員から2020年4月に自宅待機となりました。その後に国内線の契約社員の私は、4月~5月で週2~3回のみの勤務と勤務日数が少なくなりましたが給料は全額保証して頂けました。
派遣会社より1か月前に連絡があり、コロナの影響で5月末日で急に契約が終了する事となりました。またコロナが終息して募集を再開する時には改めて契約をお願いしたいと告げられました。
失業した不安とコロナという目に見えないウィルスの恐怖を強く感じました。突然の相手都合による失業の為、すぐに失業保険が貰える事となりました。2020年5月に失業してから8か月が過ぎました。
毎日自宅待機が続いてくるともう働く事が出来ないのでは?と失望感が増しています。ハローワークにはどんどん失業者が増えて認定日には朝から長蛇の列で大変な混雑をしています。私は1月で失業保険は終了の予定でしたが、現在コロナが急拡大している為、国から特別措置として延長して失業保険が貰える事になりました。
この先再就職が出来るのかとても不安です。ハローワークでは就職に向けた様々なセミナーや企業説明会が毎日行われていますが、コロナ感染予防の為15名程度の半分の参加人数に抑えている為、すぐに申し込み満席となり、なかなか企業説明会への参加も出来ない状況です。
早く仕事を見つけて安定した収入がまた得られるようにしたいと思います。コロナが終息して安心して働ける社会になってほしいです。
[投稿日:2021/01/14]

それとなく早期退職を勧められる
- 職業:IT関係
- 性別:女性
- 年齢:30代
- 住まい:大阪府
東京が本社で複数の事業を展開しているIT関係の会社に勤めてましたが、8月に私の勤める事業部が解散することを告げられました。
コロナ流行期からリモートワークは行ってましたので、本社主体の事業部に異動となっても、引き続きリモートワークで勤められると思っていたが、本社転勤or早期退職かの選択を迫られることになりました。
この状況下での東京転勤は現実的ではなく、また、転勤してもリモートワークになるという矛盾に不信感を抱き退職しました。会社都合の退職として認めてもらえたので、失業手当の受給も自己都合よりも早めに貰える事になり大変助かりました。
ただ、早めに貰えたと言っても、会社からの必要書類送付のタイミングが遅かったこともあり、実際に諸々の手続きが終わり最初に受給されたのは、退職してから4ヶ月後のことでした。
幸いにも退職金があったため4ヶ月は待てましたが、貯金や退職金が無ければ安易に仕事を辞めることも出来ないなとゾッとしました。現在は、求人情報を見る毎日ですが、コロナの状況も好転しないため、すぐに就職するべきか悩みながらハローワークに通ってます。
[投稿日:2021/01/14]

緊急事態宣言が発令された時に業績が悪化
- 職業:経理
- 性別:男性
- 年齢:30代
- 住まい:神奈川県
5店舗ほど運営しているイタリアンレストランの経理を担当していましたが、コロナが流行し、初めて緊急事態宣言が発令された際に、業績が一気に悪くなりました。
それまでは細々と何とかなっていましたが、限界を迎えたようでした。その中で事務・経理を行っていましたが、一番最初に解雇を言い渡されました。理由をたずねると、経理は誰でも出来るが、現場でお客様に食事を提供することは実際に働く職人でないと出来ないということ。
その際に経営者の方に経理業務もプライドを持ってやっているし、誰でも出来るわけではないと反論をしましたが、全く通じず解雇されました。
今回のような世界規模の災害の際には、結局お金を持っている会社だけ生き残り、弱い物はつぶされるのだなと感じました。ちなみに以前に勤めていたイタリアンレストランは結局倒産しました。自分も現在転職活動中です。
[投稿日:2021/01/16]

パートは全員解雇される
- 職業:事務職
- 性別:女性
- 年齢:20代
- 住まい:大阪府
この前の緊急事態宣言が出てから経営がガタ落ちしてしまって、社長からもうこの会社はダメかもしれないと宣告されていたのですが、私はそんなこと言っといて、どうせ潰れはしないだろうと思っていました。
緊急事態宣言が終わったらまた経営が戻るだろうと思っていたのですが、緊急事態宣言が終わってからも売り上げがガタ落ちになっていき、社員は何人か解雇され私はパートで働いていましたが、パート全員も解雇され私は頭が真っ白になりました。
急に解雇されたら、これから仕事どうすればいいのか、これからの生活もどうして行けばいいのか、これからの不安が一気に来て、とりあえず仕事を探さないと思ったのですが、この状況で募集してるところが少なくて就職活動も出来ず困りました。
私は旦那とふたりで暮らしているのですが、旦那だけの給料じゃ充分な生活が出来ないのでとても焦りました。失業手当と退職金は貰ったものの、数ヵ月程度をしのげる金額です。
これから不安でしかなくてコロナがなかったらこんなことにならなかったのに。今はとりあえず知り合いの店で働かせて貰っていますがそれでも月に5万程度です。生活が苦しいので早くコロナが治まって欲しいです。
[投稿日:2021/01/16]

心に傷ができました
- 職業:看護師
- 性別:男性
- 年齢:40代
- 住まい:広島県
病院の看護師から訪問看護へ転職をしたとき、時期的にコロナがじわじわと周囲を巻き込んでいる最中でした。
訪問先の利用者基礎疾患を持っている方がほとんどだったので、どんどん利用者が減り、数ヶ月後に雇い止めにあいました。会社的には収益をあげることが大事であり、倒産したらと思うとコロナ渦のなか雇い止めにあうことは仕方のなかったことかもしれません。
しかし、このような経験は初めてでしたので心の傷ができました。次に働こうと思っても、まだコロナが落ち着いていないので、また同じことが起こるのではないかという恐怖があります。
また、病院などの施設ではクラスター複数起きており、また看護師として入職できたとしても、家族と継続して暮らすのは難しいのではないか感じています。
緊急事態宣言が出ることで就職できる地域も限定され尚、厳しい状態が続いています。
[投稿日:2021/01/16]

スポーツ用品店は1番被害を受けたかもしれない
- 職業:営業
- 性別:女性
- 年齢:30代
- 住まい:宮崎県
スポーツ用品の営業をしていましたが、コロナが始まり先ずは店舗から来ないで欲しいと要請があり、営業に行けなくなりました。
県外も自分のエリアになっていた為、先ずは県外のお店から要請があったため、自分の県だけを回っていましたが、緊急事態宣言が発令されてしまい、全く外回りの営業活動が禁止になりました。電話が基本になりますが、それもなかなか難しい状況です。
そのうちお店のお客様が少ない、このままだと利益が無い。という相談や愚痴を聴くようになりました。
正直、スポーツ用品業界は1番被害を受けたかもしれないです。スポーツをしなければ道具が売れない。そうするとお店にも行かないのでお店にお金が落ちてこない。仕入れも厳しいという状況になってきました。
8月頃までは会社から在宅要請があり、在宅での仕事をしていましたがやはり自宅での仕事は限界があります。事務処理も少ないのですることがない。
給与は長距離の移動手当てがあったので潤っていましたが、それもなくなり、追い込まれていきました。その中、業務縮小と言われ売り上げの上位エリアを残すと言われ11月で強制的に退職となりました。
会社都合になるため、直ぐに失業保険が出るということを言われ手続きの仕方を教わりましたが、子どもが4月で小学校に上がるため学童に子どもを預けないと仕事が出来なくなること、4月からの申請は1月に行わなければいけないため、失業保険は貰わず12月に全く違う職種ですが求人が多いコールセンターに勤めることになりました。
[投稿日:2021/01/16]

突然、辞任してほしいと言われた
- 職業:営業
- 性別:女性
- 年齢:30代
- 住まい:福岡県
自分は某保険会社の営業マンでした。成績は良くいつも支店内で1、2位の成績を残していました。
しかし突然コロナウイルスのせいで辞任してほしいと上司から言われ、正直意味が分からずなぜかと問いました。「成績が良い・悪いではない。君だけではない」という感じで言われ、詳しい話がないまま辞任を迫られて辞める事になりました。
コロナでまさか自分が失業するなんて思ってもいなかったので本当に辛いです。なぜこんな仕打ちを受けなければいけないのか分からず落胆している日々です。
理不尽極まりない話で正直今でも信じられません。わたしには家族もいるのにこんな仕打ちをうけて正当だとは思えません。しかしコロナウイルスで失業した人は、わたし以外にもいると聞いて、もうこれはしょうがない事なのかと諦めました。
子供がいないだけ労働者ならクビにしてもいいだろうと上司が考えたのではないかと思います。幸い夫はクビになってないだけ有り難いと自分に言い聞かせています。
わたしも子供が産まれるまではまだ働きたい気持ちがあるので、これから新しい仕事を探します。
[投稿日:2021/01/16]

芸能人がお忍びで来ていた
- 職業:飲食業
- 性別:女性
- 年齢:30代
- 住まい:京都府
私は京都のすき焼き屋で働いておりました。市内で近くに祇園などもありお値段もそこそこ高いところで、芸能人の方がお忍びでくるほど人気店でしたがコロナが流行しお客さまが著しく減少ました。
普段はお野菜やお肉を切ったり裏方のお仕事をしておりましたが、コロナ禍でお客様が少なくなり私がいなくてもまわるようになり、上司に申し訳ないがと退職を勧められました。
ショックではあったもののお店側の意向も十分に分かっていたので、そのまま退職しました。
その後新しい仕事をみつけられていません。コロナが落ち着いたらまた求人も増えてくるかと思いますが見通しがつかず身動きできない状況です。
[投稿日:2021/01/16]

正社員として働いていたが解雇される
- 職業:飲食業
- 性別:男性
- 年齢:30代
- 住まい:大阪府
去年の春ごろ、新型コロナの影響で客数が大幅に減り、ラーメン屋の正社員として働いていましたが解雇されました。
2週間前に「ごめん、今月末で終わり」と急に言われたのでとても慌てて、休日にすぐハローワークに相談へ行きました。そこの窓口で担当してくださった方は親身になり相談に乗ってくれ、「最近同じような方が少しずつ増えてますね。まだまださらに増えていきそうです」と言われてたのが印象的でした。
これから退職後に失業給付の手続きを行うことになり、①自己都合の場合は待期期間というのが発生し、給付額も下がり、入金までも時間がかかるということ。②今回の場合は解雇だから減額もされず、すぐ入金され待期期間もないこと。③ただし会社都合と書かれた離職票を必ず発行してもらうこと。の3つを念押しされました。
まれに会社都合なのに、自己都合にしてしまう会社もあるようで、知らないって怖いなと思いました。
退職後はすべての手続きが円滑に進み何とかなりましたが、早めにハローワークに相談に行ったのが良かったように思います。雇用保険はこういうときに活用するのだと初めて知りました。
[投稿日:2021/01/15]

患者さんが激減し解雇に
- 職業:医療事務
- 性別:男性
- 年齢:40代
- 住まい:千葉県
コロナ前までクリニック(内科)の医療事務をしていました。2020年4月の緊急事態宣言が発令されてからしばらくの間、患者さんが激減しました。
発熱、咳などの症状がある患者さんは診療できなくなったからです。だるさ、鼻水、倦怠感等の症状の方のみの診療となっていました。
わりと賑わう駅ビルの中にあり、朝8時から夜9時まで診療を行っている場所なのですが、1日2~3人という日もありました。クリニックでは当時はPCR検査もやっていませんでしたし、何よりも普段かかりつけで通院されていた方たちがクリニックを敬遠してちょっとした症状、予防等で来院されなくなったのです。
そして、夏になったころ、例年ならボーナスの時期ですがこの年にはボーナスはカットされました。スタッフの人数もかなり削減され、私もクリニック都合での解雇という形になり失業手当の申請をしました。
数か月して転職をして今は配達の仕事をしています。給料はさがり、残業もありますが、住宅ローンも残っており、家には小さい子供もいるので職に就けただけでも良かったと思っています。
[投稿日:2021/01/15]

契約社員だった私は解雇される事に
- 職業:医療関係
- 性別:女性
- 年齢:30代
- 住まい:宮城県
医療関係の仕事を約2年半ほど勤めた頃、結婚、出産とイベントが続きました。産休、育休を取り職場への復帰の相談を少しずつ進めていた頃コロナが流行り出しました。
予定では昨年の5月から復帰する方向で話が決まっていましたが、3月に会社から電話連絡があり数店舗あった支店をいくつか閉店させることになったと話をされました。
「閉店させる店舗の正社員の方々を他の継続させる支店へ移動させることにしたので復帰する職場の枠がなくなってしまった。申し訳ないが解雇となります。」というお話をされました。
私は契約社員だったので正社員の方が優先されたんだと思いました。もしかして私だけ解雇かと思い、連絡を取り合っていた同じ契約社員の方のお話を聞くと、その方も解雇されたとの事だったので何人かまとめて解雇されたようでした。
その後、子供の保育園が決まっていたのですぐに失業手当の手続きをし就職活動をしました。幸いこの時はすぐに採用を頂けましたが、その後はコロナや子供の体調不良により解雇、採用の繰り返しで現在は就職活動中の専業主婦となっています。
[投稿日:2021/01/15]
失望感が増す